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成熟の国の未熟な個人


中国新聞に斎藤環氏が寄稿されていた通り、今の日本で、個人が大人になること、成熟することはとても難しい。
なぜなら、大人にならなくても、成熟しなくても生きることができるからだ。
例えば、戦争をしている国、とても貧しい国では、人は早く大人にならなければならない。
そうしないと、死んでしまうし、戦時中の日本のように兵隊にとられるからだ。
しかし、今の日本は成熟しており、親世代も元気で、財産をたくさん持っている。
だから、大人にならなくても死なないし、不都合が少ない。
こんな状態では、引きこもるのも、ある意味必然的だ。
衣食住にまったく困ってないわけだから、働く必要はないし、あえて、大人になる必要もない。
こんな時代には、各家庭、各個人が大人にある通過儀礼を用意するしかない。
これがない家庭個人は、いつまでたっても、子供のままで生きることになる。
未熟なままになる。
親が抱きかかえ、衣食住を与える限り、状況は変わらない。
自分で生きようなんて気持ちにはならない。
問題は、親がこの世界から先にいなくなることだ。
今、いろんな手を打たなければ、親亡き世界に、未熟な、子供のままの子供を放置して、親が先立つことになるのだ。

無題


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