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「ソロモンの偽証 」         成島出監督作品


ソロモンの偽証を観て一番考えたことは、自殺に関してでも、いじめに関してでもない。
イニシエーション(通過儀礼)についてだ。
詳しくはDVDを観て頂くとして、この映画は、大人への通過儀礼の話だと思う。中学の同級生が転落死し、それが他殺か自殺かわからない中で、中学生自身が学校で裁判を開き、真実に迫っていくという話だ。
しかし、私は事件や裁判というより、中学生が、事件や裁判を通して大人になっていくことに感動した。
その成長の過程を前篇後編の4時間で詳細に描いている。
昔の日本では元服という制度があったり、大人になるために通過儀礼があった。しかし、今の日本にはない。
大人になる契機がないのだ。責任をもち自立していく契機がないのだ。
これでは、延々と子供のままだ。

各家庭や個人で大人への通過儀礼を作らなければ、親に頼ったまま、子供は老いていってしまうことだろう。

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