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誘拐犯の声を探し続ける     ひきこもり支援での父親の役割


年末かなり忙しく、なかなか更新できませんでした。
そんななか、なんとか、深夜、「64」(映画版)を再び観た。
この映画は、もちろんいろんな見方ができる。
刑事物として、推理物として、警察内部物として、新聞記者物として・・・・いろんな見方ができる。
私は、ひきこもり支援をしている立場から、「父親物」として観た。
誘拐され殺害された子供の父親がどう生きるか?
家出した子供の父親がどう生きるるか?
誘拐し殺害した父親がどう生きるか?
そんなところに力点を置いて観た。
子供を誘拐され殺害された父親(永瀬正敏)は、一度電話で聴いた誘拐犯の声の記憶を頼りに、電話帳にのっている人間にあ行から公衆電話で電話をかけ続ける。
14年間もかけ続け、めのところで、目崎正人(緒方直人)を探し当てる。
大事なのは、この本気さだ。
私が、ひきこもり支援で大事にしているのも、父親のこの必死さだ。
子供を何とかしたい。
自分が生きているうちに何とかしたいという「父親の本気さ」だ。
家出した子供の父親(佐藤浩市)も、この誘拐され殺された父親と出会うことによって変わっていく。
それまでは、待っているだけだったのが、自分を投げ出し、自分から子供に向き合うようになるのだ。
私は、ひきこもり支援の現場で、父親だけを見ている。
父親のコミットがそれくらい決定的なのだ。
もし、今、家庭内の問題に困っているご家族がおられたら、「64」を観てみてください。
問題を解決するには、父親の熱量、父親の命の懸け方が決定的役割を果たします。

誘拐犯の声ではなく、子供の声を聴いて下さい。
どんなに時間をかけてでも、聴いて下さい。
聴こえるまで、時間と気持ちをかけて下さい。 それこそが、解決の糸口です。

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